ブログコメンテーターとの議論で白熱した話。
わたしはブログに寄せられたコメントに対しては、誹謗中傷がメインの内容であっても、基本は掲載する事にしています。
そして、人の恨みを買う事は極度に恐れているので、誹謗中傷のコメントに対しても、特に反論はしません。
だったら、コメント欄を非表示にすればいいじゃない?と言われそうですが、わたしはコメントも「コンテンツの一部」と見做しています。
だから、誹謗中傷のコメントでも基本は歓迎するんです。
ですが、たった一つだけ、言われっ放しでは気が済まない分野があります。それは「推理小説」の分野です。
推理小説と言っても、細かく言えば、作家によりスタイル(作風)が若干、異なるんですね。そして、好事家の方々はこのスタイルに対して、強いこだわりを持っています。
当然、わたしもその一人です。
さて、メインブログの方で、わたしの好みの作風、作家、そして嫌いな作風、作家を公開しました。苛烈な批判も列挙させて頂いた次第です、
ミステリーファンの方々は、自分の拘りと違うジャンルを強く毛嫌いする傾向を持っています。上述した様にわたしもその一人です。
そして、予想通り、わたしが批判した作家、作風を好む方々から、強い批判を寄せられる事になります。
…まあ、予想通りとはいえ、結構、コメントが来るものです。そして内容も公開した内容を舐める様にご覧になったのでしょう。非常に細かく批判を展開されています。
先に記述した様に、わたしは「推理小説」の好みについての批判に対しては、指を加えて見ている訳にもいかず、再反論を現在でも展開中です。
結局、コメントされた方の内容とわたしのコメント内容の合計文字数は、公開記事よりも増えるという状態になっています。
コメントする方もわたしと同様に、自分の嗜好を一向に曲げないので、議論は平行しています。そして、大抵、議論がもつれるとお互いが勧める作品を読み合う。
…という展開になります。昨日、わたしは4時間を掛けて、勧められた作品を読んできました。当然、わたしが嫌いな作家の作品なので、本当に疲れました…。
でも、嫌いな理由の正当な根拠を、明示しないと気が済まないので、しっかりと目を通し、宜しくない箇所を批判させて頂いたのも昨日です。
よく考えれば、一銭にもならないおバカな事をしているのですが、どうしても譲れないところなので、熱くなってしまうんです。
同時に「下らない」事かもしれませんが、昨日は久しぶりに充実した日だとも感じています。
批判する内容も穴の無い様に何度も、勧められた作品を読み返し、校正を繰り返し、矛盾がないかどうか?その辺りも深く思索しました。
…本当に客観的に考えると「無意味な時間」なのですが、ちょっと楽しかった様にも思えます。
よくよく考えると、行動に「意味」を求める自体も不毛なのかな?とも感じました。
以上、何だかまとまらないですが、ブログのコメンテーターの方々と「楽しい時間」を共有させて頂いているという内容でした。