最近の映画・ドラマって何でも原作ありきですよね。優れた原作ならいいんですがね…『失恋ショコラティエ』はどうなの？

フジテレビ放送の月9ドラマ『失恋ショコラティエ』の評判が芳しくないようです。

初回視聴率は14.4％と普通のような気がしますが、フジテレビの看板ドラマ枠としては、寂しい視聴率と言われています。

前期の月9ドラマ『SUMMER NUDE』ですら、初回視聴率は17.4％でした。

いや、この『SUMMER NUDE』というドラマの出来の悪さときたら…内容は過去のフジテレビ月9ドラマ『ビーチボーイズ』の焼き直し…

そして配役はジャニタレのピーマン(中身が無い)山下智久さん。香里奈さん。戸田恵梨香さん。マトモに役者と言えるのは、戸田恵梨香さん位でしたね…。

そういえば、香里奈さん。戸田恵梨香さんは犬猿の仲じゃありませんでしたっけ？

まあ、話が逸れましたが、内容と役者陣が酷かった事で2話目以降、視聴率は急落しました。最近の視聴者はかなり目が肥えていますからね。

最終的には視聴率一桁は免れたようですが、フジテレビの月9ドラマはずっ～と低迷を続けています。

近年、フジテレビ月9ドラマでヒット作は、何かありましたっけ？

フジテレビのドラマ制作方法はどうも、前時代的手法から脱却出来ていないし、今後も同じ方法を踏襲する雰囲気が見受けられます。

まず、ドラマ制作は、おおまかなキャスティングを決定してから、そのキャスティングに見合うドラマを当て嵌めていく手法のようですね。

しかも、キャスティングは、放送開始から基本的に年単位に遡って決定をさせているようで、その決定要因は芸能事務所の影響をかなり受けているようです。

※因みに、このようなドラマ制作手法は他局ではあり得ないとの事で、フジテレビがかなり特殊なようです。

一番、フジテレビのドラマキャスティングに影響力を持っているのが、なんといってもジャニーズ事務所のようですね。

だから、フジテレビの殆どのドラマに彼らジャニーズのタレントが押し込まれてきています。

そして、勢いがあり、そこそこのルックスを持つジャニタレとか女優をドラマの主演に据えて放送すれば、そこそこの視聴率は確保出来る。

内容なんてどうでもいいよ。というのがフジテレビのドラマ編成局の考え方らしいです。

確かに1990～2000年初期辺りまでは、その手法で爆発的な視聴率をフジテレビのドラマは稼いでいました。

ただ、上述した通り最近の視聴者は大変に目が肥えており、情報もSNSやインターネットを通じて、簡単に拡散されます。

だから、つまらない、心に残らないドラマはあっという間に視聴率が急落するようになりました。

ちょっと前から、昔と比べて、ドラマの視聴率が伸び悩むようになり、テレビ関係者は「視聴者のテレビ離れ」とか色々、低視聴率の言い訳を取り繕っていましたよね。

ただ、そのテレビ関係者にとって、使い勝手のよい逃げ口上はもう使えなくなったといっても過言ではないでしょう。

その根拠は昨年の大ヒットドラマ『半沢直樹』の存在です。

『半沢直樹』はTBSからも、あまり期待されていたドラマでもなかったようですが、初回視聴率は19.4％を叩き出しました。

そして、大抵のドラマはドラマ放送回数が増えるに連れて、視聴率は緩やかに下がっていくのですが、『半沢直樹』は全く違いました。

放送回を重ねる毎に視聴率を上げ、最終回視聴率は41.3％と驚異的な数字を叩き出しました。

『半沢直樹』が示したシンプルな事は、ドラマは面白ければ視聴者は「観る」という事です。

ドラマの視聴率が上がらないのは、視聴者のテレビ離れではなく、単純にドラマが「面白くない」からなんですよ。

だから、テレビ関係者が低視聴率の逃げ口上として、「最近の視聴者はテレビを観ないから…」なんて、絶対に言えないですよね。

この漫画は受ける人には受けるでしょう。でも、とても民放ゴールデンで放映出来るレベルではないと思います。

内容はいかにも、最近流行の少女マンガっていう感じです。うまくカテゴライズする言葉があれば、いいんですけどね…とりあえず、最近、流行のヤツです…

何か、無理に決めシーンとか台詞とかを盛り込んでくるヤツですね。

うーん。それでね。コレッて恋愛では名言でしょっ。みたいな台詞も多いんですけど、わたしの率直な感想は「きもいんですよ…。」

あんまり好きな作品じゃないかな。最近、こういう少女漫画多いよね。

正直、フジテレビの連中がこの原作漫画をどう料理するかが、見物です。ただ、世間の声では、嵐の松本潤さんのムダ使いと早くも騒がれていますね。

まあ、最終回で視聴率一桁をキープ出来れば、合格なんじゃないでしょうか？この原作ならば。

ころがるさいころ。