最近の殺虫スプレーって凄くない?という話。
暖かくなってきたのはいいのですが、湿気が高くなるといや~な予感を覚えてきます。
わたしはですね…虫が大嫌いなんですよ。特に飛ぶ系の虫は本当に勘弁してください。
あの独特の羽音。耳元で飛ばれると、街中だろうが、こっぱずかしい強制リアクションを取らされるハメに陥ります。
…すごいみっともない声が出させられるので、お願いします…。
以上、そういう思いがあるので、虫は嫌いです。そんな最近、ある虫が深夜のわたしの部屋に侵入してきました。
なんか、脚が妙に長くて、胴体は細長く、それなりデッカイ虫でした。その虫が蛍光灯にバンバン当たりまくくってて、結構、インパクトあるんですよ。
その光景を目の当たりにしている、わたしの身体は硬直していました。
目をつぶりながら、ほふく前進で部屋から脱出。ドアを急いで占めて変な虫を部屋に閉じ込める事には成功しました。
…部屋に戻れない…。いや、本当に勘弁してください。…もう、ヤるしかないか…
早速、殺虫スプレーの存在が思いつきましたが、自宅にゴキブリはいないので、そんなものは常備してなかったんです。
時間は午後11:00を過ぎていましたが、殺虫スプレーを買いに行く事に。
殺虫スプレーとか「キンチョール」位しか知らなかったんですけど、やっぱり、めぼしい殺虫スプレーって、未だにキンチョールなんですね。
…なんか、スプレー容器がカッコよくない?最近の殺虫スプレーはデザインも意識し始めているのでしょうか?
コンビニで購入したのは、『キンチョール ハエ・蚊ハンター!瞬撃!ワイドジェット!』
攻撃力高そうな商品名ですね。とりあえず、急いで帰宅しました。
さあ、心の準備は出来ました!殺虫スプレーの説明書きには、6畳の部屋では閉め切って、噴射後、5秒間で退治終了との事です。
ゆっくりドアを開けて部屋を覗くと、目下、正体不明の虫は蛍光灯アタックを繰り返していました。
目標確認。対象目標物体に向け、スプレー発射~!
…それは殺虫スプレーと呼ぶには、あまりに強力過ぎた…噴射するその勢いは、あまりに強く、それはまさに火炎放射器のようだった…
恐竜の咆哮の様な轟音と共に、凄まじい勢いでスプレーがあっという間に部屋に行き渡り、少しその勢いで茫然としましたが、スグに部屋をまた密閉。
そのまま5秒間位、待機後、再度、部屋の状況を確認。床には例のデッカイ虫が痙攣していました。
換気を忘れて、その虫を凝視したところ、どうやら単なる蚊トンボだったようです。
この蚊トンボのおかげで、ちょっとした騒動になりましたが、最近の殺虫スプレーの凄さを体験するいい機会になりました。
何ですかね。スプレーを噴射していた時、びっくりしましたが、ちょっと快感…。もう一回、やりたい!などと童心を覚えた次第でした。
因みに最近の殺虫スプレーは無香料なんですね。あの独特の危険な香りはなくなったようです。
ただ、フローリングはべったべた…。オイリーな成分に変化はないようです。こんなにべったべたになる程、噴射したのであれば、身体に毒では?
と思ったんですけど、全然、平気な様ですね。流石、キンチョール。その名前は伊達ではないみたい。
とまあ、こんな事があった話でした。