アドセンスでも広告主を意識した記事を書かなければ…と思った話。

今年の12月はアドセンスが多分、先月と比較して半額近くになりそうな動きを見せています。(本ブログではなく、メインブログです)

先月のアドセンス収益は結構、良かったので正直、痛い話なのですよ。

人間、そんなつもりはなくても、思わぬお金を得てしまうと失いたくはない。というのも心情だと思います。

当然、わたしもそうなので、以前よりもアドセンス収益に対して執着するようになりました。昔は1万円を手にできるだけで嬉しかったのですが…

さて、アドセンスの収益減の要因は大幅なアクセス減でした。これは何かを修正するというよりも、コンテンツを増やして改善するという結論はでました。

ブログの構造はGoogleSEO観点から言えば問題ないようです。そして、過去記事の修正も行いましたが、特に効果は現在のところ出ていません。

結局、今まで公開してきた記事が鮮度を失い、新規に公開された他サイトに検索順位を追い越されて、アクセスを失ってしまったという状況です。

ですので、更新頻度を増やし、以前の様にヒット記事を公開するしかありません。

ただ、一つ。注意しているのが、記事の内容は「アドセンスの広告主」を意識したものを増やさねばならないと考えています。

現在、わたしのメインブログのアドセンスレポートでは、クリック率は「インタレストベース広告」が約7割。「コンテンツターゲット広告」が約3割です。

この結果は、あんまり収益の観点から考えると宜しくないんです。

ところで、アドセンス「インタレストベース広告」とは何かというと、訪問ユーザーの好みであると予想される広告を自動表示される広告の事です。

「コンテンツターゲット広告」とは、ユーザーの好みとは関係なく、アドセンスが掲載されているサイトのキーワード、内容に合わせ表示される広告の事です。

つまり、「インタレストベース広告」はクリック率に対する収益が予想できません。対して、「コンテンツターゲット広告」の収益はある程度予想出来ます。

例えば、FXとか保険に関する専門サイトにアドセンスを掲載した場合、表示されるのは大部分「コンテンツターゲット広告」です。

グーグルアドワーズキーワードプランナーでチェックすれば簡単ですが、FXとか保険などのキーワードは入札単価も高く、競合レベルも高いです。

入札単価が高く、競合レベルも高いという事はクリックされ易いという事です。同時にクリックされた時の収益も高いです。

では、AKB48というキーワード群の場合、入札単価は激安、競合も低い。もうこのレベルになるとクリックされるとかの話ではなく、出稿する広告主がいません。

となるとAKB48というキーワードで構成されるサイトは、訪問ユーザーの好みに合わせた「インタレストベースの広告」を表示するしかないんですよね…

エンタメ系のブログ、サイトでアドセンスを掲載するとほぼ「インタレストベース広告」が表示される結果になります。よってアドセンスの収益も読めないし、クリック率も高くないです。

逆にバリバリ、「コンテンツターゲット広告」が表示されるブログ、サイトを作成すればクリック率はかなり上がるでしょう。大体、専門サイトに訪問する人は本気で情報を求めてくる人ですので、その答えがアドセンス広告にあればクリックするでしょうね。

このように、アドセンスはクリックされれば収益が発生する便利なアフィリエイトですが、だからといって広告主の存在を考えず、記事を量産するのもあまり宜しくないと思った次第です。